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2019/11/13(水)
カテゴリー : 2.全部改正、廃止

例規廃止の基準について

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【お問合せ】

「○○町総合庁舎使用料徴収条例」という条例があるのですが、これは、既に取り壊している旧庁舎について定めたもので、条例自体の存在意義がないと考え、廃止する運びとなりました。
それに併せて不要な例規がないか探したところ、いくつか見つかりました。例)平成○年12月に支給する期末手当に関する特例措置に関する規則不要と思われる例規については、廃止をするべきか、それとも、残しておいても問題はないのか見解を教えていただけたらと思います。

【弊社見解】

一般的にホームページ上の例規集において不要と考えられるものは
・一部改正例規
・施行期日を定める例規
・内容が重複する例規
・実効性が喪失した例規
・失効規定の設定をしていない例規
などでございます。

また、これらの例規は、例規集に残したままでも問題はないと考えます。
議会開催などご都合のよいタイミングで廃止(又は削る改正)などのご対応をされれば十分です。
今回のお問合せに記載されています平成○年12月に支給する期末手当に関する特例措置に関する規則については、これらの例規のうち実効性を喪失した例規に該当します。
したがって、当該規則は残したままでもどちらでも問題ないと考えます。