Wordで異なるファイルを見比べる方法②
8月11日にご紹介した『Wordで異なるファイルを見比べる方法』の続きを本日はご紹介します。
Wordの機能「並べて表示」では、2つ以上のファイルを一画面にて表示することが可能ですが、この方法の場合には差異を指摘する機能がない為、長い規定内容の場合などどの部分が異なっているのかを見つけることが困難です。
今回は、どの部分に差異があるのかを確認しながら比較することができる機能「比較と反映」についてご紹介します。
!!作業をはじめる際の注意点!!
※比較したい文書をそれぞれ別のワードファイルでご用意ください。この方法は、2つのファイル間の比較になります。
※ファイルで用意するときには、比較部分だけをピックアップした文書にしておくと比較後のファイルが見やすいものになります。
1.比較したいファイル1つめを開きます。
2.メニューバーの[ツール]を選択し、[文書の比較と反映]をクリックします。
3.[厳密な比較]チェックボックスにチェックをつけます。 チェックがついている場合は、そのまま手順4へ進みます。
4.比較したい、もう1つのファイルを選択し、[比較]ボタンをクリックします。
5.自動的に比較後のファイルが表示されます。
吹き出しにて差異を確認します。
この方法で比較することで、変更履歴を確認しながら、どの部分に差異があるのかをご覧頂けます。また、手順5で表示されたファイルは、予め用意している2つの比較ファイルと別のファイルになっていますので、比較した新しい文書を必要に応じて保存し、後にご利用頂くことも可能です。
是非お試しください。