2016/08/10(水)
カテゴリー : 1.一部改正
別表備考において新たな規定を既存の規定の間に追加する方法
タグ : 1-2.別表・様式等
【お問合せ】
別表
(表略)
備考
1 …
2 …
3 …
このように別表中の備考が複数ある場合に、備考1と備考2の間に新たな備考を追加したい。どのような改正文になるか。
【弊社見解】
備考は別表の一部と考えられておりますが、別表は法制執務上厳格な改正のルールがあるわけではありません。もっとも、備考を改正される自治体様はほとんど、条項号の繰り下げ方式をそのまま採用されております。
繰り下げ方式とは、追加したい箇所以下の番号を先に繰り下げて空白を作り、その空白に新しい条項号を追加する方式です。備考の場合であれば、追加したい備考の番号以下の番号を繰り下げて空白を作り、その空白に新しい備考を追加することになります。
改正文
別表備考中3を4とし、2を3とし、1の次に次のように加える。
2 …
以上のような改正文が一番シンプルですが、前述のとおり別表は厳格な改正ルールがあるわけではありませんので、必ずしもこれに従う必要はありません。
例えば
別表備考3を備考4とし、備考2を備考3とし、備考1の次に次のように加える。
2 …
というように表記することも可能かと思われます。
【関連FAQ】
・別表の備考内の呼び方について