章や節の際(境目)で使用される「中」
章や節の際(境目)では、条の属する先を明確にするために、「中」を用いることがあります。ここでは、どのように「中」を用いているのかをご説明いたします。 * 「編、章、節、款、目」を以下「章等」という。一、「中」が必要な場合 1.章等の際に新たな条を加えるとき(例えば、2条を第○章第2節の冒頭に追加する場合)「第○章第2節中第○条の前に次の2条を加える。」上の例では、冒頭に新たな1条を加え...
改正規定で新たに加えられた要素(節など)を、後に改正箇所を特定するために引用していいのですか?
【お問い合せ】改正規定によって、新たに加えられた“第1節”という区分を、その後の改正規定中で、改正箇所を特定するために引用してよいのでしょうか。改正規定において、改正箇所を特定するには、既存(改正前)の例規中に存在するものを捉えて行わなければならないのではないでしょうか。 第2章 被保険者第13条 左ノ各号ノ一ニ該当スル事業所ニ使用セラルル者ハ健康保険ノ被保険者トス 一 左ニ掲グル事業ノ事...
「第○章中「A」を「B」に改める」には章名の改正も含まれるか?
【お問い合せ】「第○章中「A」を「B」に改める」という表現で同一字句をまとめて改正する場合、章名や節名中の同一字句も改正されるのでしょうか。 【弊社見解】章名中の同一字句も改正されることになります章名に関する改正手法には、『第○章の章名中『○○』を『△△』に改める。』という手法もあり、この手法は一つの章を章名とそのほかの部分とに分け、章名だけを改正する場合に用いられます。 そうすると、そのような表...