法制執務全般、じょうれいくんの操作、技術的な解説

2007年05月 に投稿された記事一覧

2007/05/27(日)
カテゴリー : 1.一部改正

例規に複数の別表があるとき、別表を一つだけ残して他の別表を削る場合の改正文

【お問い合せ】例規に複数の別表があるとき、別表を一つだけ残して他の別表を削る場合の改正文は、単に『別表第2を削る。』とするのみでよいのですか?【弊社見解】例規に複数の別表があるときで、別表を一つだけ残して他の別表を削るときには、残す別表については『別表第1』等を『別表』とする改正が必要となります。例えば、この場合の改正文は、『別表第2及び別表第3を削り、別表第1を別表とする。』 となります。※削る...

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2007/05/27(日)
カテゴリー : 1.一部改正

一つだけ別表がある例規に新たに別表を追加するときの改正文は?

【お問い合せ】一つだけ別表がある例規に新たに別表を追加するときの改正文は、単に『別表の次に次の1表を加える。』でよいのですか?【弊社見解】既存の別表の後に追加する場合と既存の別表の前に追加する場合とで改正文が異なります。一つのみ別表がある例規に新たに別表を追加するときには、既存の別表の後に追加する場合と既存の別表の前に追加する場合とがあります。 いずれの場合でも、既存の別表を『別表第1』等にする改...

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2007/05/27(日)
カテゴリー : 1.一部改正

章や節の際(境目)で使用される「中」

章や節の際(境目)では、条の属する先を明確にするために、「中」を用いることがあります。ここでは、どのように「中」を用いているのかをご説明いたします。 * 「編、章、節、款、目」を以下「章等」という。一、「中」が必要な場合 1.章等の際に新たな条を加えるとき(例えば、2条を第○章第2節の冒頭に追加する場合)「第○章第2節中第○条の前に次の2条を加える。」上の例では、冒頭に新たな1条を加え...

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2007/05/27(日)
カテゴリー : 1.一部改正

改行の判断基準

改正規定中のどこで改行すべきか、改正文作成において悩まれるところと思います。こちらで、例を示しながら様々なパターンについて説明いたします。→改行の判断基準...

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2007/05/27(日)
カテゴリー : 1.一部改正

「中」「同条(項・号・etc…)~」の用法

改正規定中「中」と共に「同条」・「同項」・「同号」等を適宜どのように使うのか悩むところであると思います。こちらで、それぞれの例を示しながら様々なパターンについて説明いたします。→「中」「同~」の用法...

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2007/05/27(日)
カテゴリー : 1.一部改正

一括条例中の改正部分について

【お問い合せ】地方自治法改正に伴う、一括条例を作っている。条建てで複数の条例を改正していくことになるが、一部の条例について地方自治法の改正とは直接の関係がない改正がある。この改正部分は、一括条例の中で改正してよいか。それとも別個に一部改正条例を作るべきか。 【弊社見解】一括条例は、一定の事実の発生や法令の制定・改廃に伴って、二つ以上の条例を改廃することを目的としています。このことに鑑みると、本来、...

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2007/05/27(日)
カテゴリー : 1.一部改正

条などに『後段』を追加し、さらに当該条などを移動する場合、改正規定は分けるのでしょうか?

【お問い合せ】 (1) 第13条第1項中第15号及び第16号を削り、第17号を第15号とし、同項第18号に後段として次のように加える。・・・・・・・・ 第13条第1項中第18号を第16号とし、第19号を第17号とし、第20号を第18号とする。 のような改め文があります。これを(2) 第13条第1項中第15号及び第16号を削り、第17号を第15号とし、同項第18号に後段として次のように加え、同号を...

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2007/05/27(日)
カテゴリー : 1.一部改正

条内に追加要素があり、さらに当該条を移動する場合、改正規定は分けるのでしょうか?

【お問い合せ】例えば、(1) 第16条の見出しを『』・・・、同条を同条第2項とし、同条に第1項として次の1項を加える。・・・・・・・・ 第16条に次の1項を加える。3 ・・・・・ 第16条を第18条とする。    *(『』・・・)は字句改正の略 のとき、『第16条』が二箇所に出てきますが、このような場合に(2)   第16条の見出しを『』・・・、同条を同条第2項とし、同条に第1項として次の1項を...

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2007/05/27(日)
カテゴリー : 1.一部改正

異なる要素(章と条など)を、一行にまとめて改正することはありますか?

【お問い合せ】官報平成14年7月31日 号外第165号 51ページ中 第65条及び第5章第2節を削る。 という改正規定がありました。原則改正は、条単位で改正していくと理解しています。その前提に立つと上の例は、 第65条を削る。 第5章第2節を削る。 と2段階に分けて改正するべきと考えます。どちらの方法がより良いでしょうか? 【弊社見解】異なる要素が連続している場合には、一行で改正するのが通例で...

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2007/05/27(日)
カテゴリー : 1.一部改正

改正規定で新たに加えられた要素(節など)を、後に改正箇所を特定するために引用していいのですか?

【お問い合せ】改正規定によって、新たに加えられた“第1節”という区分を、その後の改正規定中で、改正箇所を特定するために引用してよいのでしょうか。改正規定において、改正箇所を特定するには、既存(改正前)の例規中に存在するものを捉えて行わなければならないのではないでしょうか。    第2章 被保険者第13条 左ノ各号ノ一ニ該当スル事業所ニ使用セラルル者ハ健康保険ノ被保険者トス 一  左ニ掲グル事業ノ事...

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