項建ての条例を条建てに改正する手法
【お問合せ】 項建ての条例を条建てにしたうえで新たに条を追加する場合の改正文の書き方について <改正前条例> ・・・・・○○○・・・・・・。 ↓ <改正後条例> (・・・) 第1条 ・・・・・・・・・・・。(新設) (・・・・・) 第2条 ・・・・・△△△・・・・・・。(旧第1項) (・・・・・・・) 第3条 ・・・・・・・・・・・・。(新設) このような場合の改正文は、次のとおりでよろし...
別表の区切りの表記について
【お問合せ】 表中の欄が4つ以上ある場合のそれぞれの欄の捉え方はどうなるのでしょうか。 下記の第4条第1号にある表現でいいのでしょうか。 (補助金の額) 第4条 補助金の額は、次の各号に掲げる額のうちいずれか少ない額(その額に1,000円未満の端数があるときは、その端数を切り捨てた額)とする。 (1) 別表の左欄に掲げる区分に応じ、同表の中欄に掲げる交付基礎単価に同表の中欄に掲げる単位の数を乗じ...
表の表記方法について
【お問合せ】 当町の条例の表記に、次のような別表がございます。 同表中 「C」という用語を「G」という用語に改正したいのですが、「法制執務詳解」では大きなカテゴリ(AやBの箇所)は「部」、小さい方のカテゴリ(CからFまでの箇所)は「項」と表記するというルールがあると記載されております。 そうしますと「G」を改正する場合には「別表Aの部Gの項中「G」を「O」に改める。」というややわかりづらい...
表の改正方法の種類について
【お問合せ】 別表の一部改正の際に、「別表●●の項中「A」を「B」に改める。」という純然たる文章で改正する場合と、 「別表中 ●●●A●●● を ●●●B●●● に改める。」 というように表をブロックのように表記して改正する改正方法の2種類があると思います。 これは何か使い分けの基準のようなものがあるのでしょうか。 【弊社見解】 前者の改正方法と文章形式、後者の改正方法をブロック形式と表記し...
別表備考において新たな規定を既存の規定の間に追加する方法
【お問合せ】 別表 (表略) 備考 1 … 2 … 3 … このように別表中の備考が複数ある場合に、備考1と備考2の間に新たな備考を追加したい。どのような改正文になるか。 【弊社見解】 備考は別表の一部と考えられておりますが、別表は法制執務上厳格な改正のルールがあるわけではありません。もっとも、備考を改正される自治体様はほとんど、条項号の繰り下げ方式をそのまま採用されております。 繰り下げ方式...
連続する削除の改正方法
【お問合せ】 連続する4つ条文がすべて「削除」になっている箇所があります。例えば「第5条から第8条まで 削除」というように表記されています。この箇所の内、先頭の2つの条文だけ改正したい。残りの条文は削除に留めておきたいのですが、どのような改正文になるのでしょうか。 【弊社見解】 まずご確認いただきたいのが、次の2点です。 ①ご存知のとおり、「削除」を改正する方法は全部改正と同様です。 例えば...
同一字句の複数の改正について②(別の意味が含まれる場合)
【お問合せ内容】 (1) 1つの条例中、特定の字句を一括して改正することは可能か。可能だとしたら改正手法はどのようなものになるか。 (2) 一括で改正したい字句が別の意味でも使用されているような場合、後者を除外して、一括で改正することは可能か。例えば、「町長」と「長」の両方が表記されてしまっている条例があるとする。その例規を「町長」に統一させたい。ところが「長」という字句は「長期間」という意味で...
法令の題名改正があった場合、その法令題名と法令番号を記述している箇所の字句改正では、どこまでを改正範囲すべきか。また、法令番号に続けてその法令の条項が記述されているときはどうか。
【ご質問】 法令の題名改正があった場合、その法令題名と法令番号を合わせ記述している箇所の字句改正では、どこまでを改正範囲とすべきか。 また、法令番号に続けてその法令の条項が記述されており、その改正も必要なときはどうか。 例えば、「◆◆◆◆◆法(平成△年法律第□号)」という法律の題名が改正され、「◇◇◇◇◇法(平成△年法律第□号)」となった場合、次のような箇所の改正では、どのように改正すればよ...
法令の全部改正があり、法令の題名は同名のままで、法令番号だけが変わることになるとき、その法令題名と法令番号を記述している箇所の字句改正では、どこまでを改正範囲とすべきか。
【ご質問】 法令が全部改正されたが、全部改正後も法令の題名は以前と同じままであり、結果的に表記上は法令番号のみが変わることになった場合、その法令題名と法令番号を合わせ記述している箇所の字句改正においては、どの部分までを改正範囲として引用すべきか。 例えば、「○○○○法(昭和▲年法律第■号)」という法律が全部改正され、「○○○○法(平成△年法律第□号)」となった場合、次のよ...
号の全部を改め、その直後に号を追加する場合の改め文
【平成24年7月25日 追記】 【ご質問】 号の全部を改め、その直後に新たな号を追加する場合の改め文はどのようになるか。 【弊社見解】 既存の号の全部改正を行った上で、新たな号の追加を行います。 (「法制執務詳解 新版」石毛正純著、ぎょうせい、p298・299) 【例2】 ×第○条(第○条第○項)第2号を次のように改める。 ×(2)×・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ ...