改正が加えられていない条の新旧対照表での表示
【お問い合せ】改正がなされていない条については、新旧対照表上に何らかの表示をした方がよいか、表示しない方がよいか。【弊社見解】通常は表示をしません。何ら改正が加えられていない「条」については、新旧対照表上、完全に省略してしまうのが通常です。「項」や「号」の場合は、改正が無い場合にも省略した形でそこに項や号が存在することを表示しますが、「条」の場合は表示しないことが一般的です。条の場合にも改正が加え...
字句を改める・削る・追加するそれぞれの場合の新旧対照表での表示
【お問い合せ】新旧対照表において、字句を改める、削る場合及び追加する場合のそれぞれの表示方法はどのようにしたらよいか。【弊社見解】基本的に、新旧両側の改正箇所に下線をひいて、改正箇所をわかりやすくします。 字句を改める場合 新旧両側の改正箇所に下線をひきます。通常は改正前と改正後の文字数が違っても特に調整はしないようですが、あまりに改正前と改正後の文字数が違って新旧対照表が見づらくなってしま...
関係条文 (第○条関係) の改正とその別表の繰上げ・繰下げ
【お問い合せ】別表・別記様式等において、「(第○条関係)」の改正とその別表・別記様式等の繰上げ・繰下げを同時に行うにはどのような改正文を作ればよいか。【弊社見解】事例を見る限りでは、まず(第○条関係)の改正を先に行い、ついで別表の繰上げ・繰下げを行うようです。例えば、以下の場合には 別表第2中「別表第2(第4条関係)」を「別表第2(第5条関係)」に改め、同表を別表第3とする。 というように表現し...
関係条文 (第○条関係) の改正
【お問い合せ】別表において、(第○条関係)とある中の、『第○条』の改正が必要になった場合(その条の繰上げ・繰下げ等で)、どのように改正すれば良いのか。 別表中『第○条』を『第△条』に改める、といった表現をするのか。【弊社見解】この場合には、別表の表題部分も含めて引用し、 別表中「別表(第○条関係)」を「別表(第△条関係)」に改める。とします。 別表中「第○条」を「第△条」に改める。 あるいは 別...
ある条を別表と共に削る場合の改正文
【お問い合せ】ある条を削りたい場合、その条に関係する別表(第○条関係)が存在していて、その別表も必要がなくなる場合、第○条を削る。 という表現のみで、当該条とその関係する別表を削ることができるのですか?【弊社見解】条と別表は、完全に別の要素ですので、条を削ることで自動的に別表が削られることはありません。改正文の書き方は、第○条を削る。別表第○を削る。 となります。(※上の例は、第○条と別表第○の...
例規に複数の別表があるとき、別表を一つだけ残して他の別表を削る場合の改正文
【お問い合せ】例規に複数の別表があるとき、別表を一つだけ残して他の別表を削る場合の改正文は、単に『別表第2を削る。』とするのみでよいのですか?【弊社見解】例規に複数の別表があるときで、別表を一つだけ残して他の別表を削るときには、残す別表については『別表第1』等を『別表』とする改正が必要となります。例えば、この場合の改正文は、『別表第2及び別表第3を削り、別表第1を別表とする。』 となります。※削る...
一つだけ別表がある例規に新たに別表を追加するときの改正文は?
【お問い合せ】一つだけ別表がある例規に新たに別表を追加するときの改正文は、単に『別表の次に次の1表を加える。』でよいのですか?【弊社見解】既存の別表の後に追加する場合と既存の別表の前に追加する場合とで改正文が異なります。一つのみ別表がある例規に新たに別表を追加するときには、既存の別表の後に追加する場合と既存の別表の前に追加する場合とがあります。 いずれの場合でも、既存の別表を『別表第1』等にする改...
章や節の際(境目)で使用される「中」
章や節の際(境目)では、条の属する先を明確にするために、「中」を用いることがあります。ここでは、どのように「中」を用いているのかをご説明いたします。 * 「編、章、節、款、目」を以下「章等」という。一、「中」が必要な場合 1.章等の際に新たな条を加えるとき(例えば、2条を第○章第2節の冒頭に追加する場合)「第○章第2節中第○条の前に次の2条を加える。」上の例では、冒頭に新たな1条を加え...
改行の判断基準
改正規定中のどこで改行すべきか、改正文作成において悩まれるところと思います。こちらで、例を示しながら様々なパターンについて説明いたします。→改行の判断基準...
「中」「同条(項・号・etc…)~」の用法
改正規定中「中」と共に「同条」・「同項」・「同号」等を適宜どのように使うのか悩むところであると思います。こちらで、それぞれの例を示しながら様々なパターンについて説明いたします。→「中」「同~」の用法...